タクシーの安全な乗り方・料金アドバイス



※コンテンツの無断転載禁止(リンク歓迎)

【Y・F様へ】 ※個人的なご連絡です
21日にアウシュヴィッツ見学について問い合わせていただいた、イニシャルY・F様へお知らせがあります。記載いただいたメールアドレスに間違いがあるようでエラーメールが返ってきました。再度メールアドレスをご確認の上、メッセージの再送をお願い致します。

.
最終更新日2017年1月30日

.
海外のタクシーは、いろいろと不安要素がいっぱいですよね…。

ガイドブックのタクシー情報だけでポーランドに来てしまうと “詐欺タクシー” に乗ってしまう可能性が高いです。
.

カチュカ
料金を高く請求されたら嫌だな
パンダ
チップってどれくらい払うの?
コテック
ちゃんと目的地に着くか心配…

.>
と、思っているあなた。この記事を読めば、少なくとも精神的に余裕をもってタクシーに乗ることが出来るでしょう。
.

このページの目次
1. 利用の際の基本知識
2. 料金目安を知る方法
安全なタクシー会社一覧
人気ルートの目安料金一覧
3. タクシー利用時の会話
4. 騙された人の体験談

 

利用の際の基本知識

ポーランドでタクシーを利用する際の心得をまとめました。

詐欺ドライバーは観光客相手に正規料金の2〜4倍の料金を請求します!と、脅すようですが、悪質ドライバーばかりではないので怖がらないでください。

ただ、ここに書いてあることを事前に知っていれば、詐欺ドライバーに会う確率を最小限にすることが出来るはずです。

 

タクシーの見分け方

ポーランドに限らず、海外では「TAXIという表示があればタクシー」という認識はもう捨ててください。

観光客からお金を騙しとろうと企む詐欺タクシーは世界中に存在します。しかし、ポーランドでは幸いにもまともなタクシードライバーの方がずっと多いので皆が皆悪いドライバーではないですよ。

では、どうやったら悪質なドライバーを避けることができるのか。

それには、その街の安全なタクシー会社を予め知っておく必要があります。

“2. 料金目安を知る方法” に各主要都市の信頼できるタクシー会社を載せておいたので、またあとでご確認ください。

ただ、こういった会社名を把握するのは大変ですし、急に利用する場面が多いタクシーですから、毎回社名ばかり気にして乗るわけにもいきませんよね。

そこで役立つのが次の項目からのアドバイス。きちんと読めば、痛い目に合う確率が一気に下がるはずです。よく読んで安全にタクシーを使いましょう。

 

タクシー乗り場で乗る

当たり前のことですが、これが意外とできずに詐欺タクシーの被害に合ってしまう観光客がすご〜く多いのです。

空港の到着ゲートで「タクシー?」と聞いて来る人がいますが、そういった人には「ニェ ジェンクイェ(結構です)」と断っておきましょう。残念ながら、彼らは99%詐欺タクシーです。

ちなみに現在のワルシャワ空港では、きちんとしたタクシー会社しか乗り入れできないようになったのでご安心ください。出口付近のタクシー乗り場まで行くと係員がちゃんと誘導してくれます。

タクシー乗り場

タクシー乗り場

空港や駅の出入り口付近には “TAXI” のサインがあり、そこに正規タクシーが停まっているはずなので、その場所までは自分で行くようにしてください。

案内されて連れて行かれる…なんていうことは決してないように。

しかし、タクシー乗り場でも残念ながら油断はできません。たいていは大丈夫なようですが、きちんとこの記事を最後まで読んで対策をしておきましょう。

 

タクシー乗り場がない場合

ホテルやレストランから拾う際は、出口で待ち構えているタクシーに乗ることはせず、ホテルやレストランの人に呼んでもらえるよう頼んでみてください。

レストランでは、会計時にチップを支払った上で頼むのがマナーです。

またそれ以外の場所でも、近くのお店の人に5PLN程のワンコインチップをあげた上でお願いすれば、何も買わなくても呼んでくれたりします。

現地の人はそんなことはしないでしょうが、私たちは見るからに旅行者。

親切なポーランド人ですから、きっとあなたを助けてくれるでしょう。ただ電話代とお礼程度に5PLN程のチップをあげるのが最低限の心遣いだと思います。
.

そしてもう1つのコツ。

5キロ以上と乗る場合は、事前におおまかな料金を聞いてから乗りましょう。

途中で渋滞に遭遇して回り道をしなければいけなくなったり、状況によって料金は上がるかもしれないので、その料金が絶対とは言えません。ただ、そうして事前に聞いておくだけでも余分に請求される可能性は低くなると思います。

しかし、料金を最初から決めるのは固定ルートでもない限り難しいこと。なので、”できたら” で構いません。

ただ、覚えておいてほしいのは詐欺ドライバーからすると「◯◯◯へ行ってください」とだけ告げて乗ってしまう人ほど美味しい客はいないということです。

ホテル・レストランも要注意

ホテルやレストランによっては、(ベンツなどの高級車の大型車を主に使用している)富裕層向けタクシー会社と提携していることがあります。

詐欺タクシーではないものの、同様に高い料金を請求されやすいので、ホテルやレストランだからと安心せずに “2. 料金目安を知る方法” を参考にして一般のタクシー会社をチェックし、そこに電話をしてもらいましょう。

もちろん、そういうタクシーでも値段相応のサービスなら構わないという方もいると思うので、安さや料金にこだわらなければそういったタクシーを利用してもらっても構いません。

 

タクシーはメーター制

アメリカなど交渉制をとる国もありますが、ポーランドのタクシーは基本的に日本と同じメーター制です。

タクシーに乗って動き出したら、メーターがちゃんと動いているか、料金が表示されているかを確認しましょう。

窓に貼ってあるレート

窓に貼ってあるレート

まず、乗車時に初乗り運賃(6PLN〜8PLNの間、5PLN以下は稀)が加算され、ここに走行距離100M〜1キロごとに料金が可算されていきます。

1キロごとの料金についてはタクシーの窓に表示されており(表示されていないタクシーには要注意)、料金が2種類ある場合、安い方は会員用または電話で呼んだ場合に適用される料金です。

旅行者が「1キロは◯PLNだから〜…」といちいち合計を計算するのは大変ですが、1キロあたりのレートだけでも乗車前に把握しておくと安心。

おおかたのタクシー料金の見積もり方法については “2. 料金目安を知る方法” で説明することにしましょう。

 

メーターの見方

メーターには、”Taryfa”(運賃・タリファ)という表示が必ずあります。

photo by Filko s.c.

photo by Filko s.c.

通常、このメータのところに “1” とあればオフピーク(朝6時〜深夜22時)、”2” とあればピーク(日・祝または深夜・早朝)、”3” とあれば郊外を走る場合の利用料金が適用されます。

ピーク時は合計金額に最高50%の料金(例:40PLNであれば、60PLN)が加算され、割と高くなってしまうので覚えておきましょう。

1キロあたりの走行料金はタクシー会社によるので一律ではありませんが、だいたいオフピークで1.5〜3.5PLNで計算するところが多いです。

幅が大きく感じられますが、ポーランドのタクシーは安全なタクシー会社でも高めの料金を設定することがあり、そういった場合はちょと良さげな車を使っていたり、ドライバーが英語を話せたりとそれなりのワケがあります。

ただし、短い区間で利用する場合は初乗り運賃が高く設定されていることもありますし、目的地が市外であったり、競争率の低い小さな街や田舎だったりすると1キロあたり4PLNで走行する場合もあるので、場合によっては詐欺タクシーではなくても料金が高くなることはあると思っていてください。

 

支払い時の注意

支払いは現金またはカードとなりますが、個人事業主のタクシーであれば現金のみ対応のこともあります。

カードで支払いたい場合、事前にカード払いできるかの確認をしてください。

3000円でも高額紙幣です

10〜50PLNは重宝します

また現金で支払う場合ですが、特に観光客は高額紙幣(100、200PLN)で支払う傾向にあり、そういった場合は最悪おつりが返ってこなかったり、少なく返ってくることがあります。

ポーランドでは小額紙幣でやり取りすることの方が圧倒的に多いため、おつりの額が大きくなるような紙幣を渡すのはなるべく避けてください。

10、20PLN紙幣を “できれば” 数枚持っていた方がいいでしょう。

また釣り銭詐欺も横行しているようなので、もらったおつりも確認要。

ただし、1〜2PLN少なく返ってくるのはよくあるケースです。日本円で30〜60円程度なので、チップだと思って私は特に何も言いません。

しかし本当は、タクシードライバーへのチップは基本的に必要ありません。

それでも、おつりが小さければ受け取らずにあげるのもいいですし、スーツケースや大きな荷物を運んでもらったり、特別急いでもらった場合などは10%のチップを渡すといいでしょう。

 

料金目安を知る方法

これ、大事です。目安を知らないと騙されたかどうかも分かりません。

 

走行距離を知る

グーグルマップさえあれば、走行距離をかんたんに知ることが出来ます。

グーグルマップでは工事中などで通行止めになっている道路も考慮した上で、最短距離を教えてくれるのでこれを使わないわけにはいきません。

クラクフ空港から中央駅

クラクフ空港から中央駅

旧市街などは時間帯によって通行止めになる区域もあり、そういった場合は遠回りをしないといけないので「絶対にこのルートが最短」というのはないかもしれません。しかし、おおよその距離は把握しておく方がいいでしょう。

詐欺タクシーが料金を多く請求するときの典型的な手法が “遠回り” です。

土地勘がない観光客だからこそ、遠回りをされてもまったく気づきません。できれば車での所要時間もついでにチェックしておくことをおすすめします(こちらもグーグルマップに表示されます)。

 

タクシー会社を把握する

予め、どこでタクシーに乗るか分かっている場合はタクシー会社を知っておくと役に立つことがあるでしょう。

ここに主要都市の信頼出来るタクシー会社の名前を載せておきます。

また会社名を覚えていなくても “RADIO TAXI”(無線タクシー)という表示があれば、まともなタクシー会社となるので乗っても問題ありません。

ワルシャワ
MPT, GROSIK, Super Taxi, ELE, GLOB, Sawa Taxi, Wawa Taxi, Eco Taxi
クラクフ
MPT, Radio Taxi Wawel, City-Taxi, Barbakan Radio-Taxi, Lajkonik, Bobs Taxi
グダニスク
Neptun Taxi, Hallo Taxi, Super Hallo Taxi, M. P. A. Poland Andrzej Driwa
ヴロツワフ
ZTP, MPT BOX, Hallo Radio Taxi, Super Taxi, Gold Taxi, Sawa Taxi

 

料金目安一覧

よく観光客が使うルートのタクシー料金の目安を調べてみました。

先にも述べたよう、会社によって初乗り運賃や走行レートが異なりますし、ピーク料金が適用されることもあるので参考程度にご覧ください。

※ここでいう市街地とは中央駅付近です。
.

ワルシャワ空港
ワルシャワ市街

40〜50PLN
クラクフ空港
クラクフ市街
70PLN
グダニスク空港
グダニスク市街
70PLN
グダニスク市街
グディニャ市街
90PLN
クラクフ市街
ヴィエリチカ岩塩坑
60PLN
オシフィエンチム駅
アウシュヴィッツ
30PLN
アウシュヴィッツ
ビルケナウ
20PLN
クラクフ市街
アウシュヴィッツ
130PLN

 

 

タクシー利用時の会話

観光地で働くポーランド人が必ずしも英語を理解してくれるとは限りません。

念のために以下のフレーズをポーランド語で覚えておきましょう。

 

便利なフレーズ一覧

◆タクシーを呼んでくれますか?
チュイ  モジェ  パヌ/パニ(※)ザヅヴォニチ  ポ  タクスフケン?
(Czy może Pan/Pani zadzwonić po taksówkę?)

※パヌは男性、パニは女性に話しかける場合

◆ここから…までいくらですか?
イレ  ムシェン  ザプワチチ  ストンド  ド  …?
Ile muszę zapłacić stąd do …?)

◆AからBまでいくらですか?
イレ  ムシェン  ザプワチチ  ズィ  A  ド  B?
Ile muszę zapłacić z A do B?)

◆高すぎます。
ザ  ドロゴ.(Za drogo.)

◆他のタクシーを探します。
ポシュカム  イヌネイ  タクスフキ
(Poszukam innej taksówki.)

◆…まで何分ですか?
イレ  ザイムイエ  ポドルジュ  ド  …?
(Ile zajmuje podróż do … ?)

◆クレジットカードで支払えますか?
チュイ  モジュナ  プワチチ  カルトン?
(Czy można płacić kartą?)

◆レシートをください。
ポプロシェン  ラフネック
(Poproszę rachunek.)

◆おつりはいりません。
レシュテ  ニェ  トシェバ
(Reszty nie trzeba.)

◆どうもありがとう。
ジェンクイエン/ジェンクイエメ  バルゾ
Dziękuję/Dziękujemy bardzo.)

※1人だけで乗車する場合はジェンクイエン、複数の場合はジェンクイエメ

 

騙された人の体験談

体験談を読んで、危ないタクシーを察知できるようにしましょう。

.
Aさんの体験談
地下鉄の近くにある Polski Bus の乗り場からワルシャワ空港までタクシーで向かいました。驚いたことに、まだ空港にも着いていないのにメーターは100PLNになっていて、空港に着いた頃には180PLNになっていたんです。でもその時はそれが高いと知らなかったから払ったんですが、家で調べてみると乗り場から空港までは22キロで2.80PLN/1キロだと分かりました。もうポーランドには行きたくないと思ったくらいです。私からのアドバイスとして、タクシーに乗る前はだいたいの距離を調べて、ドライバーにいくらか聞いてから乗ることをお勧めします。

Bさんの体験談
ワルシャワ空港の到着ゲートで「タクシー?」と話しかけられて、ついて行ったらタクシー乗り場を通り越して少し離れた駐車場に連れて行かれました。もうその途中でおかしいと思ったんですが、スーツケースもあるからとそのまま乗ってしまったのが間違いでした。案の定、ワルシャワ市街まではガイドブックに書いてあった料金よりも高く請求されて、180PLNも払う羽目になりました。

Cさんの体験談
クラクフの一流ホテルに泊まり、そこからタクシーを呼んだ時の話です。そのタクシーでは目的地まで100PLNも払ったんですが、行きは同じルートで50PLNしか払いませんでした。タクシー会社は “Kraktransport” という名前で、どうやらホテルの提携タクシーのようです。もしホテルからタクシーを呼んでもらう時は、「特別なタクシーじゃなくて “ふつうの” タクシーを呼んでほしい」と頼んだ方がいいかもしれません。ちなみにレシートは貰えませんでした。

 

photo: flickr by Stefan Tärnell

photo: flickr by Stefan Tärnell

 

私からのアドバイスは以上。

正直、ポーランド人からすると外国人はお金持ちです。それが観光客ともなれば尚更、詐欺ドライバーは常に日本人や欧米人を狙っています。

悲しい事実ですが、詐欺タクシーはいろんな国で見られるもの。

そして引っかかってしまったことに気付いた時の気分は最悪でしょう。でもこの記事を読んだ方は大丈夫なはずです。

安全に、楽しく充実したポーランド旅行を満喫してください。
.

追記:2016年5月11日
ワルシャワでタクシーを利用した際、学んだことを教訓として書きました。

ワルシャワのタクシー事情から学んだ教訓

2016.05.04

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
この記事が役立ったら、イイネ!をお願いします。FBページではここには載せていないポーランド最新情報や注目の記事更新情報をお届けします ^^


Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016-2017

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です