日本の免許証が失効した!再発行の手続き



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海外に長く住んでいると、日本の運転免許証更新のタイミングが気になります。

現地のものに切り替えないまま日本の運転免許証を保持している海外長期滞在者は注意しなければいけません。しかし、うっかりや、やむを得ない理由で更新が出来ずに運転免許証が失効してしまったときはどうすればよいのでしょうか。

海外での更新手続きは
今のところできません

私は今年の4月下旬、やむを得えず失効させてしまい、それから半年が過ぎる直前に再発行/再交付を受けました。記憶がまだはっきりしている内にその時の手順をまとめておこうと思います。

 

このページの目次
1. 失効しても再発行できる場合
2. 再発行後の有効期限と変更点
3. 再発行のための具体的な準備
4. 再発行手続き当日にすること
5. 特別ルール 期日前更新

 

失効しても再発行できる場合

持っているけど懐かしい

持っているけど懐かしい日本の免許証

運転免許証(以下免許証)は初心者のグリーンであれば取得してから3年後、2回目以降のブルーであれば3年/5年後、優良運転者のゴールドであれば5年後の更新となります。通常、免許証の更新は更新する年の誕生日1ヶ月前後の間に行いますが、私のように海外で生活している人はそれが難しいこともありますよね。そういった方のための救済措置が「失効手続き/免許証再発行」です。

免許証の有効期限が何らかの事情で切れてしまっても、失効6ヶ月以内であれば所定の講習を受けることで免許証の再発行ができます。またやむを得ない事情であれば失効期間6ヶ月以上を超えていても3年以内であれば、その事情がやんで1ヶ月以内に所定の講習を受けることで再発行ができるようです。

ただし、 “うっかり” で免許証を6ヶ月以上失効させてしまった方は仮免許証交付、1年を経過した場合は免許証取り消しとなるのでご注意ください。

やむを得ない事情って?
一般的な「やむを得ない事情」は海外長期滞在者、入院をしていた方、妊娠中の方の場合に当てはまりますが、「実は失効してから6ヶ月以内に一時帰国していたけど、その時は忙しくて再発行の手続きができなかった」というのはたいていアウト。そんな言い訳は免許証という国家資格にはかんたんに通用しないみたいです。これらはパスポートを見れば分かることなので、できるだけ早めに更新しましょう。
注意事項
再発行ができる期間中だからといって失効した運転免許証で運転することは無免許運転といっしょです。まさか失効したまま気付かずに運転してしまう方はいないと思いますが…。無免許運転はいかなる理由でも行政処分の対象となり、外国人が海外で無免許運転をすれば国外退居の処分もありえます。

 

再発行後の有効期限と変更点

再発行すると次回の有効期限は当然変わりますが、変更点は他にもあります。

有効期限…再発行後の有効期限は通常通り更新した場合と同じで失効した分だけズレるということはありません。免許証の色も初心者のグリーンがブルーに変わる以外は変更ないですが、6ヶ月以上の失効で再発行を受けた場合、ゴールドでもブルーになってしまいます。

住所…失効前の免許証が実家や持家の住所であれば問題ありませんが、「表の記載住所にはもう自分も家族も住んでいない」という人は記載住所ももちろん変更となります。当然といえば当然ですが、手続きした場所の都道府県まで前回と変わってしまっている場合はその都道府県の公安委員会に変更となります。

交付日…失効で再交付を受けた場合、左下にある免許証の交付日が失効手続きを受けた日となりますある県警のホームページでは「失効後6ヶ月以内でやむを得ない理由で失効した場合を除く」と書いてありましたが、私は “うっかり” ではないことを証明したのに交付日は再発行の免許証を取得した日になってしまいました。これによって不具合が生じる場合、自動車安全運転センターで運転免許経歴証明書を発行してもらうことで取得日を証明することができます。

 

再発行のための具体的な準備

では、実際に再発行をすることになった時は何をすればよいのでしょうか。

交付手続きに必要なもの一覧(後述)を確認する前に知っておかなければいけないことを5つまとめたので、まずはこれらを確認してください。

どこの都道府県で手続きをするか
住民票があるままの状態で海外で暮らしている人は住民票のある場所の都道府県での手続きとなります。住民票を抜いている人の場合は原則実家や持家の住所がある都道府県での再発行手続きとなりますが、一時帰国中、その都道府県にはどうしても行けないなどの事情がある場合はその他の都道府県でも手続きができます。例えば、再発行手続きをしたい都道府県に親戚や友人がいるならば、その人の住所を免許証の記載住所として使わせてもらえるかどうか頼めば、希望の都道府県で手続きが出来るというわけです。また、(ホテル側がそうしたい理由を認めれば)ホテルの支配人に滞在証明書を作成してもらうことも可能です。しかし、それで本当に良いかどうかは希望する各都道府県の公安委員会の裁量なので必ず、運転免許試験場または管轄する警察署と相談してください。

住所を証明する書類を用意する
原則本籍地記載の本人の住民票がそれとなりますが、住民票がない場合は居住証明書または宿泊証明書を作成することになります。このときに証明する居住先の都道府県と更新手続きをする都道府県は一致します。ただし居住証明書または宿泊証明書を作成する場合、追加でその居住地を証明できる書類が必要となり、これが何であるかは各都道府県の運転免許試験場または管轄する警察署に電話をして聞いてください。私の場合、「実家にいる家族誰かに本籍地と続柄関係の記載がある住民票を取ってきてもらい、その裏に居住証明書を書いてもらってください」と言われましたが、それは県警のホームページには書いていない方法でした。

居住証明書の書き方
私は実家の住所を今回の再発行された免許証の記載住所にしたのでこのパターンしか言えませんが、実家を居住先として家族がそれを証明する場合は下の画像にある例のような書き方となります。滞在先住所、失効者の名前、失効者の生年月日、証明者との続柄、滞在期間、証明者の住所・氏名・印鑑、書類作成年月日、この9つをきちんと証明者の自筆で書いてもらっていればまず問題ないかと思いますが、書いてもらう前に手続きをする運転免許試験場または管轄する警察署で確認しておきましょう。

居住証明書の例

居住証明書の例 沖縄県警 より引用

本籍地について
②で用意する住民票には本人のものでも家族や他人のものでも 、本籍地が記載されている必要があります。しかし、更新手続きを行う各都道府県と本籍地が一致する必要はありません。また本人の本籍が、失効した免許証と異なる場合はその変更手続きも再発行手続きと同時に行われるので本人の戸籍謄本/抄本が必要になります(住民票があれば本籍地記載の住民票)。私の場合、元の本籍地は実家の兵庫県で婚姻届をだしたときに本籍地を大阪府に変更し、そのときに免許証の本籍地も兵庫県から大阪府に変更していました。そのため、私自身の戸籍謄本/抄本は必要ありませんでした。もしかしたらパスポートに本籍地が書いてあったからかもしれません。でも住民票の場合は本籍地記載のあるものが絶対なので通常、パスポートで本籍地確認はしないと思います。

受付時間と日程の確認
再発行手続きをする運転免許試験場または管轄する警察署によって、受付時間や講習の日程が異なります。また再発行の手続きと更新の手続きとでは受付時間が若干ズレていることも多いようなので、見間違えないようにきちんと確認してください。ちなみに私が念のために受付時間を電話で聞いたとき、ホームページに書いてあることと違う答えが返ってきました…。特に海外居住者で何週間も日本へ滞在しない場合は更新できる日程が非常に限られていると思うので、失敗しないようにここも電話で聞いておいた方がいいかもしれません。

 

実際に再発行手続きに持っていくものをまとめると以下のようになります。

失効した運転免許証
・外国の運転免許証
※滞在先で取得している場合
・本籍記載の住民票
または居住証明書宿泊証明書居住住所を証明する書類
※自身の住民票がない場合
・パスポート(海外居住者)
※うっかりではない証明と本人確認
・戸籍謄本/抄本
※本籍地を変更する場合
・申請用写真 3×2.4mm 2枚
・コンタクトレンズ・メガネ
※視力検査で必要な方のみ。カラーコンタクトレンズは不可。
・印鑑
※外国姓の場合はサイン可
・ボールペン
・交付に伴う手数料と受講料
・A4サイズが入る大きな鞄
※講習では交通安全についてのパンフレットをたくさんもらうため。

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書類はいずれも原本ですが、居住先を証明する書類が免許証などであればコピーも可となっているようです。

また再交付を受けるにあたって発生する手数料や受講料は、各都道府県やどの講習を受講するかによって変わってくるので各都道府県県警のホームページで確認してください。私は約8千円でした。

 

再発行手続き当日にすること

失効ともなれば半日がかりで手続きをすることになると思います。手続き以外に適性試験と講習を受ける必要がありますが、この講習に時間を取られます。講習時間自体は短くてもお昼を挟んだりと講習が始まる時間帯によっては最初の受付から結構待たないといけません。

講習は、優良運転者講習(30分)、一般運転者講習(1時間)、違反運転者講習(2時間)、初回更新者講習(2時間)又は高齢者講習(70歳以上の方)の5種類あります。

当日の流れは、受付→申請書記入→証紙購入・申請書提出→適性検査→合格したら講習→写真撮影→免許証交付(試験場によって順番は若干変わる)と進んでいきます。私は初心者からの再発行だったので講習が2時間ありましたが時間経過でいうと、10時20分頃に受付、11時10分頃に申請書記入〜適性試験が終わり、13時35分から2時間初回更新者講習、16時15分免許証が交付されました。また各都道府県によって違うかもしれませんが、失効している場合は更新センターではなく運転免許試験場で受付をすることになっているようです。

 

特別ルール 期日前更新

予めやむを得ない事情により更新できないことが分かっている場合、期日前更新ができます。これは特例なのでそれを証明する書類なども必要となってきます。海外居住者で一時帰国中に期日前更新をしたいということであればパスポートやビザで証明することになります。

この期日前更新の有効期限は通常更新をするよりも短くなってしまうので受付時に自認書を書く必要があるそう。

通常更新と同じ手数料で有効期限が短くなるのなら、私はやむを得ない理由で失効させて再発行を受ける方を選びます(笑)。ちなみに今回の再発行で最後の日本の免許証になる予定。来年に入ったらポーランドの免許証に切り替えようと思っているのですが、いったいいつになったら運転が出来るのやら…。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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